推しの子 感想
※ほんとにちょっとだけネタバレあり
2023年5月23日、すごく流行っている『推しの子』というタイトルのアニメをみた。
一話が90分だったけど、マジですごかった。すごいの一言。『やがて君になる』を始めてみたときと似た感覚。
アニメは量産型しかないと思ってたけど金がかかっているだけあって、頭をぶん殴られた気分になった。
「いま死んだら好きな女優の子供として生まれ変われるかも」
そんなネットミームをもとにガチで描いた作品。
流行りものを見るときに期待外れだと、世間との感受性の差で傷つくことがあるのでややびくついていたがいい意味で期待外れだった。
天才アイドルの双子の子供として転生した、アクアとルビー。
アクアの復讐劇とルビーのアイドルへの道のりというライン二本立てで進む。(と思ってたけどアクアのほうが主軸に置かれてる。)
・個人的感想
アイのカリスマ性の上にすべてが成り立っている作品なのだが、アニメ1話でそれを植え付けてくるのが素晴らしい。
キャラクターはルビーが好き。伝説的アイドルの子供として産まれ、アイの叶えられなかった夢を叶えるという強い信念を持ちアイドルへの道を進んでいく。アイとは違い嘘が嫌いなルビーがアイと対照的で、とてもわくわくした。
あとめむちょがサバ読みお姉さんとして、ただただいいやつ。すき。若干影がうすいなのでもっと掘り下げて。
ストーリーはかなり面白い。芸能界の裏側みたいのなのがメイン。けど原作だとファンタジー要素が若干顔を見せてきて大丈夫かとなってる。個人的にはルビーには明るくいてほしいね。
あと何と言ってもOPである『アイドル』。この曲がまたすごい。アイというキャラクターを存分に表している。
ネタバレに配慮して語彙力が低下しているが、作品にかかわっている人達は天才だなと思う。
見てない人は損しているので見るべき。こういう100人がみて90人が面白いと感じられる作品は本当に希少だと思う。